新風館
京都の過去と現在を映す庭
京都の過去と現在を映す庭

このホテルの敷地は、平安京の時代から続く条坊制の街区と町割りが現代に継承された場所にある。その中に創出された中庭と屋上、二つの庭のコンセプトは、都市の中に立ち現れる自然の本質的な価値を創造的に読み解いて表現することであった。建築に囲まれた地上階の中庭では、京都の伝統的な町家の庭にみられるような、京都盆地を形成する山々の自然の縮図としての緑や水、それらが織りなす豊かな季節感が建築と一体化した空間に表現されている。一方、3階レベルのオールデイダイニングに面する屋上庭園は、中低層の街並みが続く京都市中心部の中に大きく開かれた天空のもとで、様々な植物と水景に包み込まれた明るい環境が、驚きとともに豊かな空間体験を多くのゲストにもたらすことになるであろう。

住所:京都市中京区
規模:25,537m2
竣工:2020.03
事業主:NTT都市開発株式会社
協働/建築:
隈研吾建築都市設計事務所

NTT ファシリティーズ