富士スピードウェイホテル
ゲストを誘う緑のタペストリー
ゲストを誘う緑のタペストリー

敷地は富士スピードウェイに隣接しテクノロジーを象徴する眺望と、富士山を臨む豊かな自然環境を有する。当施設のランドスケープデザインは、グランドレベルに基壇となる森を再生し、対峙する二つの眺望を共存・融合させることで、これからの自然と人工の有りようを示している。敷地内の充実した既存樹木を最大限に残しながら、従前の造成によって乱れた大地の形状を、緻密なマウンド造形により柔らかく、且つダイナミックなランドフォームで敷地に馴染ませ、適切な植栽を施すことで周辺環境に馴染んだ豊かな林床風景を創出している。マウンドと四季折々の彩りを見せる植物によって見え隠れがコントロールされた緑のアプローチは来訪者のモータースポーツ体験への期待感を高めてゆく。

住所:静岡県駿東郡小山町

規模:40,318.90m2

竣工:2022.5

事業主:トヨタ不動産株式会社

建築:大林組

照明:Lumimedia lab

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