早稻田大学本庄高等学院 梓寮

生活空間の中心に配置される「中庭」は、地域の自生種を中心とした植栽により、四季の変化を感じ、感受性を高めるための庭である。中央には、木製ブリッジが、海に突き出した桟橋のように雑木林に差し込まれ、森の中に佇みながら匂いや湿り気、風などの自然の変化を楽しむための設えとした。「外周」は、周辺地域と緩やかな境界を設けるためのデザインとしている。

植栽する樹種は内外ともに「早稲田リサーチパーク環境影響評価書」を参考とし外来植物、地域外来植物(在来種だが、その地域には自生しない)、さらに園芸品種ではない植物を採用している。

12×22m×高さ13mの直方体のボイドである中庭では、植物の生育環境のために吸気口を設け、空気が澱むことのない環境をコントロールするなど、本来の意味での建築とランドスケープの一体的計画がなされている。

住所:埼玉県本庄市
規模:2,508m2
竣工:2018.02
事業主:早稲田大学
協働/建築:
山下設計