パッシブタウン1番地
パッシブタウン黒部モデル
パッシブタウン黒部モデル

住まいの内外を問わず、水、風、自然光、土、そしてそれらに育まれる緑など、黒部の自然環境が有するポテンシャルを最大限に活かすことができる状況をつくることが、パッシブタウン黒部モデルにおけるランドスケープデザインの基本的なコンセプトである。風をとりこむ建築の配置、保水性舗装を含む地表面の被覆、十分な深さの植栽基盤の確保、落葉樹を中心とした植栽計画、涼をもたらす水景施設等の構成によって、このコンセプトを実現している。

最初に竣工する街区であるⅠ番街のランドスケープでは、パッシブタウン全体のコンセプトを最も忠実に反映することをめざしたデザインとなっている。周辺の環境に対して開放的な住棟配置に呼応しつつ見通しのよい視線の透過性を確保し、落葉高木を中心とした植栽による豊かな緑陰を形成した。一方、東側の街路に接する通廊を歩道と連続的に整備し、豊かな歩行者空間を形成するとともに、薄い水盤による水桟敷が街を訪れる人々に清涼感をもたらす。

住所:富山県黒部市
規模:5,790m2
竣工:2016.04
事業主:YKK株式会社