山形別院
周辺環境からの必然的な形態
周辺環境からの必然的な形態

山形鶴岡の地に新しく生まれる精舎は、以前水田であった広大な土地に立ち上がる。周辺に未だ広い土地を残し、工場やショッピングセンター、駐車場等に隣接したなか、建築から敷地・周辺環境へ / 周辺環境から敷地・建築へ、をコンセプトとし、また、これらを具現化する段階では、素材やデザインモチーフを「鶴岡」に求めることとした。

新しく生まれる精舎の建築形態や、精舎の中心性を強調することによって、周辺との関係づけをおこない、また、敷地の持つ場所の記憶や気候の性格を読み込むことによって、環境との関係づけをおこないながら、周辺環境からの必然的な形態を導き出している。

住所:山形県

竣工:1998.03